「エ~ニャ、マニャ」の巻
パシュパシュパシュパシュ!
(削られた道の左右には、より電力が漲るトニトゥルスカリス・スペキオサが並木道のように両端に列をなして花咲かせている)
クク「他の子より、元気がいいわね」
カッ
(地平線まで一直線に続く道の向こう側に眩い閃光が走る)
イェル・ミナ「え・・」
ドルーーーーーーーーーン!!
(次の瞬間、地平線の向こう側から黄色に輝くビームが放出されてくる)
ゾンゲ「ザムったか!?」カッ(黄色い閃光に包まれる一同)
ぜりゃあああああああ!!
(怒涛のスピーンラージャン)
ドガーーーーーーーン!!
どて~~~~~~~ん!!
(唖然としているゾンゲを高速ドリルのように回転して突っ込んできたカイルスが豪快に吹き飛ばすと彼が牽引しているチャリオット部隊もまたこぞって横転し、そこに乗っていたアグダ・マズラーの戦士達やボーンネコ達が外に放り出される)
ドルーーーーーーーーーン!!
(その空いたスペースの上を青白い雷光が一直線に突き抜けていく)
ハニャ~~~~~~~
(ボーンネコ達が頭を抱えながらその場にまるまる)
ショオオオオオオオオン・・・・・・
パシュパシュパシュパシュ・・・・・
(通り過ぎていく黄色に輝く放射エネルギーの推進力が弱まっていくと次第にその熱量もまた消失していき、崩壊した放電をみせる粒子が蒸発するように大気中へと分散していく)
ゾンゲ「プラズマ・・・・」パシュパシュパシュパシュ・・・・
歴戦のボーン戦士「今のは一体なんだ?」うんしょうんしょ(横転したチャリオットから仲間と共に脱出する彼らをボーンネコ達がアシストしている)
バリバリ・・バリバリバリ・・!!
(一直線に削られた道にスパークの軌跡が)
ゾンゲ「雷の力だ」バリバリ・・!
クク「道が作られた理由と、その両脇に咲いているエレクトリックなお花が、どうして他の子達よりも元気なのか、今ので分かったわね」やれやれ(虫っぽい前脚で)
カレン「ちょっと待ちな。ってことはだよ、今のがよくあることだっていうのかい?」
純平「前回、来た時は、あんなのはなかったぞ?」
イェル・ミナ「バドゥワーさん、何か知ってる?」
バドゥワー「悪いが初めて見た。お前達は?」
ザブロゲン・イッヒ「すまない。イッヒの知見も、まだまだのようだ」やれやれ
アジャリナ「呪い・・」ぶるぶるぶるぶる(棘竜の頭の上でまるくなる)
ヴォルガトロン「残存しているプラズマは、このあたりまでしか検知できない」
バドゥワー「俺達が普段、採取をしに来ているエリア・・前回、調査に来たあたりは、ラ・エメシスの端っこだ。そこまでは、今の光が届いていないということか・・」ふむ・・
ゾンゲ「どこから放射されてきたか分かるか?」
ヴォルガトロン「プラズマの軌跡は、この道の向こう側まで続いている」
パシュパシュパシュ・・・・・・・
(次第に放電が弱まっていくエレクトリックな痕跡漂う飛跡が骨と鉄くずからなる塵芥に覆われた大地を切り裂くように一直線に続く向こう側に、より穢れた霧に覆われた地平線が微かに見える)
ゲルハルト「エ~ニャ、マニャ(この道を辿っていけば、王墓があるってことか)」
ブレイドキック「じゃあ、そこに邪龍が?」
純平「そこがゴールだ」
アモン「何が待っているのか、楽しみだな」ドスン・・(ゲルハルトを乗せたまま一歩踏み出す)
アル助「おいおい!そしたらよ、もう少し、この道から離れて行こうぜ
」
ゲネッタ「雷嫌いの婿養子」ククッ
歴戦のボーン戦士「ともあれ、助かった。カイルス。礼を言わせてくれ」(他のボーン戦士達と胸に手をあてながら)
カイルス「ん・・俺はこいつを助けただけだ」がしっ(多殻蟹のボコボコした部分を)
スサノオ「照れちゃってまた」しししし(彼が翼を口にあてると、チャリオット部隊のボーンネコ達もまた)
ヴォルガトロン「安心しろ。アッシュには黙っておいてやる」しししし(とスサノオ)
呂夏双「アグダ・マズラー達、オトモダチ。俺達のいる大陸の人間より、ぜんぜんマシ。さぁ、進もう」おおおお!!ヒャッハァ~~!!
キラーーーーーーーン・・・
(黒霧に覆われた上空に赤い閃光が走る)
ズウィーーーーーーン!!
ガシャアアアアアアン!!
ゴウィーーーーーーン!!
「あたちのモンハン日記」
Anthem of a Dying lights
ショオオオオオオオ・・・・
(瘴気漂う無数の骨や鉄くずの残骸に埋め尽くされた大地にプポルシリーズ(女性用・オリジナルカラー)を身に纏ったハンターが伏射の姿勢でブラックキャノンZのスコープを通しながら、その長い砲身を微調整しつつ狙いを定めている)
クイーン「・・・・・・・・」コフー・・コフー・・(いつものライトブラウンさらさらロングバングな長い髪はプポルヘルムの髪全体を包み込む「まあるいタイプの衛生帽みたいの」に収納したまま、口元を覆うマスクの中で慎重に呼吸を整えながらスコープを覗いている)
コフー・・・コフー・・・
(スコープ視点。おそらく大戦時代の遺物と思われる竜機兵の装甲に使用されていたのだろう流線形に盛り上がった鉄板の上で瘴気を放出させたギルオスがキョロキョロとしている姿がクロスヘアの中心に映る)
??「あんなの食べても美味しくないっチャよ」
クイーン「・・・・・・・」コフー・・コフー・・(うつ伏せのままスコープから顔を反らし、振り返る)
にょっにょっにょっにょっにょっ
(彼女が着ているロングコートのようなプロルメイルな背中の上をアビオルグ素材のオレンジと緑を基調としたトゲトゲパンクロックな装備を着た「目がボタンタイプ」の奇面族のぼうやが同じくうつ伏せ匍匐前進状態で這ってくる)
スラッシュ「目は「シミない」っチャ?」(上からクイーンの顔を覗き込む)
クイーン「ありがとう。大丈夫よ」(再びスコープを覗く)
スラッシュ「最新式の防護服のおかげだっチャね」すりすり(クイーンが頭巾みたいのを普段あまり被らないためか、物珍しげにプポルヘルムを触りながら)
クイーン「ギルドのより強化されているからよ。色も、このフィールドに適しているしね」(オリジナルカラーのプポルシリーズが瘴気漂うこの汚染フィールドに擬態している)
スラッシュ「・・これ、美味しいっチャ?」(プロルコイルらへん、腰まわりに付属されているツールホルスターみたいなベルトにいくつか収まっている「各種あやしげな液体が入った瓶」を興味津々に見つめる)
クイーン「それのおかげで免疫力も強化。って、喉が乾いているの?」(心配するように顔を上げて背中の上に乗っている奇面族を気にかける)
スラッシュ「このきたねぇ空気のせいだっチャ」ボリボリボリ(指先に爪の装飾がされているグローブをはめたまま喉をかきむしる)
クイーン「一本だけよ?あまりストックがないんだから」(再びスコープに)
スラッシュ「やったっチャ~!!」スコン!(クイーンの腰元から「あやしげな濃藍の液体」が入った瓶を引っこ抜く)
シュポン!!
ゴッゴッゴッゴッゴッゴッ!!
(豪快に栓を弾き、一気にそれを飲み干す。もちろんクイーンの背中にぼちゃぼちゃこぼしながら)
クイーン「どう?元気ドリンコみたいじゃないでしょ?」(スコープをやりながら)
スラッシュ「にがあんまい」げふ~~
クイーン「ふふ。空きビンは取っておいてね」
スラッシュ「なんでだっチャ?こんな「もえないゴミ」だらけのところで、エコなんて言うつもりだっチャか?まさか、ほんとにコンチネンタル・サイクルで働くなんて言い出すんじゃねぇっチャねぇ?」
クイーン「潜入してきた頃が懐かしい・・・って、こんな汚い場所だから、きれいな物資を大切にしないとね」(スコープを覗いたまま砲身を上向ける)
スラッシュ「え~~・・・いつまでいるっチャ?」ぐでん(彼女の背中で仰向けになる)
クイーン「クルセイダーズを仕留めるまで」
スラッシュ「あのオトモダチも殺すっチャ?」
クイーン「あれ?イェル・ミナのこと、気になるの?」
スラッシュ「ちげえっチャ。チャマはお前が心配なんだっチャ」ごんっ(仰向けのまま、下でうつ伏せになっている彼女のプロルヘルムな後頭部に自分の後頭部を軽くぶつける)
クイーン「平気よ。ぜんぜん」ぐりん(背中の上で再びうつ伏せになり、顔を近づけてくる奇面族のぼうや)
スラッシュ「チャマにも覗かせるっチャ」ぐりぐり(クイーンの両こめかみを左右の拳で挟んで)
クイーン「退屈なのは同じ。だ~め」ぐりぐり
スラッシュ「き~っ!ケチ!」ぐりぐり!
クイーン「あきひこ君やカール達は?」ぐりぐり
スラッシュ「あきひこは将軍達のキャンプに配給する食事のことばっかり考えているっチャ。この悪環境で、いかに美味しいうどんを出すか・・って。カールは地中で美土子とデートっチャ」やれやれ
クイーン「二人とも、あんまり深入りしなければいいけど・・・あ、帰ってきたわ」ぐりぐり
ボ・ボ・ボ・ボ・ボ・ボ・・・
(黒煙を描きながら天彗龍がゆっくりと舞い降りてくる)
スラッシュ「お土産があるか楽しみっチャ」ボ・ボ・ボ・ボ・・(それを見上げながら)
ボ・ボ・ボ・ボ・ボ・ボ
(うつ伏せのまま噴射の圧を受けながら出迎えるクイーンとスラッシュ)
ドシーーーーーーーーン!!
(目の前に着陸してくる天彗龍)
スターコメット「スターコメットより報告。予定通り、クルセイダーズが領域内に侵入」
To Be Continued
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次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」
第381話 「テグゾ・テッサ/PART24」の巻
3/23(月)0時更新予定
そしたらば引
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